![]() |
●ラブレ菌とは | |
参考書類A | |
キーワードに戻る | |
![]() 京漬物のすぐきから抽出されたまったく新しい乳酸菌、『ラブレ菌』です。 岸田博士たちによる実験で、ラブレ菌がインターフェロン産生能を確実に高めることは証明されています。 この発見が現代の”福音”であることは、新聞をはじめ数多くのマスコミがいっせいにとりあげたことも明らかです。 |
●免疫の仕組み | |
参考書類A | |
キーワードに戻る | |
私達の体には、どこか神秘的とさえ言えるすばらしいパワーが備わっています。 軽い風邪などにかかったときに「たかが風邪ぐらい、ぐっすり眠れば治ってしまうさ」といった言葉を口にしますが、医学的な治療なしに風邪のウィルスを撃退してしまうもの、その神秘のパワー”免疫力”の働きによるものです。 私達はウィルスや細菌、微生物など、スキがあればからだのなかに入り込み、病気を引き起こそうとする外的に囲まれて生命活動を行っています。 また、体のなかの細胞も、いつ腫瘍やガン、老化など好ましくない状態になるかもしれない危険にさらされています。 そうした危機状況から体を守る仕組みが免疫です。 |
|
![]() 免疫の最前線部隊は、進入してきた異物(ウィルスや細菌など)を見分け、食べてしまうマクロファージなどの食菌細胞。 そして、ウイルスに感染した細胞やガン細胞を殺すリンパ球の一種であるNK細胞などです。 まず、これらの細胞郡が異物の攻撃にあたり、その後、T細胞が中心となる細胞性免疫、一般に抗体と呼ばれる体液性免疫が働くことになります。 つまり、最前線部隊である食菌細胞、NK細胞などが活発に働けば、異物はいち早く撃退できるわけですが、それらの細胞に元気を与え、さらに一般の細胞を抗ウィルス状態に変化させて、感染を防ぐ働きをしているのが、”インターフェロン”と呼ばれる物質なのです。 細胞性免疫や抗体が働くには通常、1〜2週間を要しますが、インターフェロンによる生体防御機能は、異物の進入からわずか数時間後からパワーを発揮するといわれます。 いわば、異物に対してスクランブル(緊急発進)をかけるのです。 |
●免疫力を低下させる現代人の生活環境 | |
参考書類A | |
キーワードに戻る | |
ガンやウィルスから体を防御する、インターフェロンは私達の体で作られています。 しかし都会生活の環境は、悪化の一途をたどっており、車が吐き出す排ガス、さらにはトリハロメタンなどがたっぷり入った水道水を飲み、添加物だらけの食品を食卓に並べているのですから、ガン細胞にはこれ以上ない環境です。 また現代人はストレスをためています。 そしてインターフェロンの生産性を低下させる要因として、アメリカで発表された驚くべき研究結果があります。 ストレスにさらされている人の、インターフェロン生産性は、健康人のそれに遠く及ばないのはもちろん、ガン患者の生産性にさえ劣るというのです。 |
●インターフェロン生産性って | |
参考書類B | |
キーワードに戻る | |
ある病理学者が、長年にわたって、老人施設で亡くなった老人の全身解剖を続けた結果、90%以上の人々には、からだのどこかにガンが出来ているということが証明されました。 私達の体には、一生の内に何度もガン細胞が出現していると考えられます。 けれども本格的なガンとして発病しないのは、私達自身が自然にガンを消滅させているからです。 なぜ、自然にガンが無くなってしまうのか ガンを消滅させることが出来るかどうかは、生体の抗体力や、ガンの悪性度にもよりますが、私達の細胞のインターフェロン生産性が大きく関与しています。 インターフェロン生産性が十分であれば、ガンを初めエイズやウィルス感染症、慢性疾患にもかかりにくいといえます。 |
●インターフェロンとは | |
参考書類B | |
キーワードに戻る | |
私たちの体には、疾病に対する様々な自己防御機能が備わっています。 免疫は、その主たるものですが、免疫とは違ったメカニズムで、重要な役割を果たしているのが、インターフェロンです。 インターフェロンは、病原ウィルスや、ガン細胞の刺激を受けた細胞から産出され、ウィルスや、ガン細胞の活動を阻止します。 このような、インターフェロンの働きによって、私達の体内で発生した小さなガン細胞が、消滅してしまったり、病原ウィルスに感染しても発病しなかったりすると考えられています。 現在、バイオテクノロジーの発達によって、インターフェロンは量産され、新しいタイプの医薬として注目されています。 |
●インターフェロンの効果と副作用 | |
参考書類C | |
キーワードに戻る | |
インターフェロンは、ウィルスに接触した細胞(白血球や繊維芽細胞、Tリンパ球など)から生産され、他の細胞をウィルス等から守る作用を持った物質であり、ウィルスの増殖阻止効果を持っています。 このインターフェロンのうち、α型インターフェロンの生産能は、ガンや糖尿病、肺結核などの疾患で低下している事が報告され、易感染症との相関も明らかとなっています。 γ型インターフェロン生産能もまた、α型インターフェロン生産能とは別のヒトの免疫機能を反映していることが証明されています。 これまで、免疫能を上昇させる方法としては、インターフェロンの投与の他、OK432などといった強力な免疫賦活剤の利用が一般的とされてきたものの、これらを連続して使用することは、体のホメオスターシス(生体恒常性)の攪乱や発熱、倦怠感などの副作用をもたらすことも決して無視できないのが現状です。 そこで、インターフェロンを直接投与するのでなく、人体内でのインターフェロン産生を高めて免疫機能を助長させる免疫機能助長剤(インターフェロン誘発剤)の研究が進められています。 |
●インターフェロンの今後 | |
参考書類C | |
キーワードに戻る | |
インターフェロンがエイズ治療に効果を発揮しているとのデータが発表され、研究者の関心を集めています。 ただインターフェロンがどうしてエイズに効果があったのかはまだ解明されておらず、その意味で今後の研究結果に大きな期待が寄せられるとこです。 |
●ラブレ菌の発見と可能性 | |
参考書類C | |
キーワードに戻る | |
「副作用が無く、安全にインターフェロン生産能を高めてヒトの免疫機能を助長できるものがないか?」、(財)京都パストゥール研究所では、このテーマを追い求めてきました。そして、新たな免疫賦活剤を開発するにあたって、今回着目したのがラブレ菌です。 長年の実験・研究の結果、このラブレ菌は体内に入るとインターフェロン生産能を著しく高める作用をする事が、分かったもので、インターフェロンが大変高価な現在、低コストであることも含め、無限の可能性を秘めています。 |
●京漬物「すぐき」 | ||
参考書類A | ||
キーワードに戻る | ||
『京都の男性は全国2位の長寿』−−ラブレ菌の発見者である岸田 網太郎博士は、10代から乳酸菌に興味をもちはじめ、発見の10年前からは、とくに熱を入れて研究にとりくんでいたのですが、この新聞記事が京都の漬物に目を向けさせるきっかけになったのです。 長寿と乳酸菌の関係は当然、岸田博士の知るところでした。 そこで京都のさまざまな漬物についての研究、調査が進められたわけです。 そのなかの一つに、漬け込む期間が長く、とびきり酸っぱい漬物、すぐきがありました。 |
![]() すぐき |
●特許出願 | |
キーワードに戻る | |
ラクトバチルス・ブレービス菌(ラブレ菌)粉末を含む免疫機能助長剤に関する特許です。 特許出願人: (財)京都パストゥール研究所、信和薬品株式会社、日東薬品工業株式会社 |
参考書類について | ||
参考書類 A: | 「ラブレ菌の秘密」 上田昭彦:著 史輝出版 | |
参考書類 B: | 「インターフェロン生産性検査のおすすめ」株式会社エスアールエル | |
参考書類 C: | 「京の漬物から見つけた、インターフェロン生産性を高める「ラブレ菌」の免疫機能助長作用の発見と分離成功について」株式会社 陽進堂 |